嗚呼！白熱の甲子園！（０２／５／８）

	甲子園に向かう阪神電車は、電車も既に気合入りまくり。 ……て、ちょっと、ウソ。実は下り電車。「甲子園から来た電車」でした。
	やって来ました甲子園。阪神電車甲子園駅前。 前方の高速道路くぐると、球場。 両脇の並木は、春の高校野球の閉会式で必ず、「開会式には蕾だったのが、今ははや満開です」と形容される桜の並木。 右手の並木の裏に、いろんなお店が並んでる。 写ってる人々の約５割は「ダフ屋」さんです。（ちょっと、ウソ） でも、「おっちゃん」ばかりではなく、「ダフ屋のおばちゃん」いるのは、甲子園くらいか……？ しかもその「おばちゃん」、電車の中でも「商売」してます…… いつだか、梅田から帰る電車で、いきなり、見知らぬおばさんが寄って来たかと思うと、「兄ちゃん、甲子園、行くの？内野のえー席、あるで。安ゥしとくで。」と、耳元で囁かれた……
	鉄腕強打幾千度鍛えてここに…… 「ど〜〜〜ん！」と甲子園。 昔、これを「球場」とは知らず、「阪神パークに行く途中にある、なんか蔦が生い茂った、戦時中の空襲の残骸」と思ってたのは、幼稚園のころのわしだ！
	広いな、広いな甲子園。 試合開始直前、スピーカーから「六甲おろし」鳴り響く中、守備練習に散る、タイガースナイン。 ファールグラウンドが「異常に広い」のもこの球場の特徴で、内野席でも一塁ベースが「遥か遠く」に見えます。 ピッチャーには有利ね。 で、この後わし、カメラ持ってること、すっかり忘れてしまいまして、写真はここまででございます。 試合は、桧山の先制ツーラン空しく、「３−４」でタイガース、敗れたのでありました。「六甲おろし」、歌えなかった…… 「負け試合」だと、帰りの通路が異常に混雑もするのであった……

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